日本電気株式会社(NEC)は、新開発した高機能ICを活用し、マルチアプリケーションカードOSを搭載した次世代高機能ICカードを同社社員証に適用すると発表した。同カードは32bit高機能ICチップを国内で初めて採用したもので、OSとしてJavaCardR2.1準拠のJavaCardOSを搭載している。これらにより、発行後もサービスの追加・更新・削除が可能で、ニーズに合わせた柔軟な利用が可能となっている。同社は、新社員証を来年3月、約4万人の全社員に配布することで、社員の電子認証を実現し、社内ネットワークのセキュリティを強化するとともに、各種決裁手続きの電子化・ペーパーレス化等を推進する。また、住友クレジットサービスとの提携によりクレジット機能を加え、社員証の多機能化を進めていく。http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0007/1402.html