RSAセキュリティ株式会社は、ワイヤレス通信に対応したRSA BSAFE 暗号化ツールキット「RSA BSAFE WTLS-C」を発表した。同製品は、ワイヤレス機器でのインターネット利用標準技術であるWAP(Wireless Application Protocol)に対応したソフトウェアやハードウェアの開発に際して、暗号化通信や認証などのセキュリティ機能を容易に組み込むための暗号化ライブラリ。3つ以上の素数を並列処理する新しい暗号技術「Multiprime(マルチプライム)テクノロジー」を採用と、RSA署名処理のアセンブラ・コードでの最適化により、クライアント認証を携帯電話などの小型機器上でも俊敏に行うことが可能。なお、WTLS(Wireless Transport Layer Security)とは、WAPフォーラムで標準化されたワイヤレス通信向けセキュリティ・プロトコルのこと。http://www.rsasecurity.co.jp/news/data/200007111.html<本記事はセキュリティニュースからの転載です>