日新電機株式会社は7月3日、アクセント・テクノロジーズ社製のリモートアクセス用暗号通信ソフト「PowerVPN6.5」の発売を開始すると発表した。 PowerVPNは、遠隔地からのリモートアクセスの際、インターネット上、電話回線上でのデータ改ざん・盗聴されることを防止するソフトとして1998年より発売されている。 今回発売される「PowerVPN6.5」は暗号化/復号やアクセス制御を行うサーバとクライアントソフトで構成されており、主な強化点としては、業界標準規格であるIPSecに対応しており他社のIPSec対応VPN機器との暗号通信が可能となっている点、復号されたデータが社内ネットワークを流れる際にアクセス制御を行う「プロキシースキャニングテクノロジー」を採用した点、リモートアクセスに使用するノートパソコンにクライアントソフトをインストールすることにより、外出先からの暗号通信を可能とした点にある。 なお、オプションでユーザ認証を併用し安全性を強化することも可能となっている。 標準価格は25ユーザで300,000からとなっている。なお、クライアントソフトは無料にてコピーできる。 http://www.elnis.com/newsrelease/news000703pv.html