情報処理振興事業協会(IPA)は、5月のコンピュータウイルスの発見届出状況について発表した。先月はVBS/LOVELETTERウイルスの影響もあり、発見届出件数は900件と月間届出件数では過去最高となった(これまでの最高は490件)。このうちVBS/LOVELETTERウイルスの届出が346件もあった。ただ、発見がGW中だったこともあり、実際に遭ったケースは9件で、感染パソコンの合計は19台にとどまっている。同協会はウイルス検知ソフトの利用を薦めるとともに、「怪しげな添付ファイル付きのメールは、知合いからのものこそ一層注意が必要」「不用意に添付ファイルを実行(ダブルクリック)しないこと」を対策として上げている。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2000_06outline.html