米RSA Security社は、カナダのDiversinet社との製品共同開発とクロスライセンスを含む戦略的提携を発表した。Diversinet社はRSA BSAFE Crypto-Cのライセンスを受け、現在、同社のワイヤレス・メッセージング製品の中核部分に使われている楕円曲線暗号(ECC)をRSA BSAFEのECCへ置き換えたうえで、全Diversinetクライアントのデフォルトおよび推奨オプションとして提供を開始する予定。また両社は、コモン・ユーザー・レジストレーション・プロセス開発の第一段階を完了した。これによりユーザーは、有線のPCか無線機器かを問わずDiversinetの「Passport Certificate Server」を利用して、1回のレジストレーションで有線用と無線用の両方で使える鍵とデジタル証明書を発行可能となった。http://www.rsasecurity.co.jp/news/data/200006051.html<本記事はセキュリティ・ニュースからの転載です>