VBスクリプトウイルス「VBS/NewLove-A」についての対応(シー・エス・イー) 株式会社シー・エス・イーは19日、ユーザ環境で発見された新しいポリモフィックEmailワームについて報告した。この「VBS/VewLove-A」と呼ばれるウイルスはウイルス対策ソフトの検索を逃れるために、その様態を変化させるVBスクリプトウイルスである。このため、同ウイルスは感染毎に異なるファイル名及び件名を使用する。また、ローカルドライブとリモートドライブに保存されている全てのファイルを開き、ファイルサイズを0にして保存し直しなど、極悪なウイルスであるため注意が必要である。同社では「VBS/Love-A」の感染が検出された場合には、フルモードでシステムのウイルス検索を再度行うことを強く推奨している。新種ウイルス対応ファイル(IDEファイル)ダウンロードhttp://www.cseltd.co.jp/security/sav/downloads/ide/ide.htm「ラブレター」の変種を発見、新ウイルス定義ファイルを提供開始(シマンテック) 株式会社シマンテックは19日、米国本社がワーム型ウイルス「VBS.LoveLetter.A」の新たな変種「VBS.NewLove.A」を発見したと発表した。ニューラブはラブレターと同様電子メールを介して感染を広げるワームであるが、送信するたびにメールの件名、添付ファイル名をランダムに変更する発見の難しいポリモーフィック型であるため注意が必要となる。このため同社の「シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター(SARC)」は、ニューラブに対応する新しいウイルス定義ファイル(ワクチン)を本日に提供開始し、ウイルス感染の可能性を防いでいる。 同社のウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus」ユーザは、オンライン更新機能LiveUpdate機能により同ワクチンを入手することが可能。また、ウイルス対策を施していないユーザは、Norton AntiVirusの体験版をホームページからダウンロードできる。Norton AntiVirus30日間限定体験版http://www.symantec.com/region/jp/trial/trial.htmlhttp://www.symantec.com/region/jp/news/year00/000519.html新ワーム型ウイルス「VBS/NewLoveウイルス」に危険度「高」の警告(日本ネットワークアソシエイツ) 日本ネットワークアソシエイツ株式会社は19日、新ワーム型ウイルス「VBS/NewLoveウイルス」を発見したと発表した。このワームはマイクロソフトOutlookを使って、自分自身のコピーをアドレス帳のすべてのフォルダに送付する。感染してしまった場合、ファイルが消去され、PC自体が起動しなくなってしまう。同社は同ウイルスの危険度を「高」であると警告し、ウイルス感染の予防を呼びかけている。http://www.nai.com/japan/virusinfo/virN.asp?v=VBS/NewLove.a&a=N