トレンドマイクロ株式会社は19日、ラブレターウイルス同様、感染力が強く、破壊力も非常に強いワーム「VBS_NEWLOVE.A」が発生したと警告、パターンファイル707以降で対応すると発表した。 同ウイルスはVisual Basic Scriptで記述された一般的にワームに分類される不正プログラムである。Outlookを利用してE-Mailを送信し、自身をネットワーク上で増殖させる。ラブレターウイルスと異なる点は、送信されるメールの件名と添付されるファイル名が無作為に決定されるため、ラブレターウイルスのように、ある特定の件名のメールにだけ注意していれば大丈夫、という訳にはいかない点にある。また、Windows, WindowsSystem,とウイルスが最初に実行されたディレクトリのファイルすべてが破壊され、0バイトとされてしまい、2度とシステムを再起動することができなくなってしまう。ラブレターウイルス以上に破壊的なウイルスであり、十分な警戒が必要とのこと。http://inet.trendmicro.co.jp/virusinfo/index.asp