トレンドマイクロ株式会社は、Microsoft Outlookを利用して感染を広げるワーム「VBS_LOVELETTER」に関する、9日の問い合わせ・感染報告状況を発表した。─────────────────────────────────── 5月9日の問い合わせ・感染報告状況─────────────────────────────────── トレンドマイクロへの「VBS_LOVELETTER」に関する問い合わせ・感染報告状況は、下記のとおり(5月9日 午後7時30分現在)。●ユーザーからの感染報告総括: 現在も問い合わせ件数は通常より多い状況が続いている。8日と同様、感染やメール受信の報告は軽微にとどまり、多くのユーザーは対応方法の確認などで問い合わせが相次いでいる。 実際に感染したユーザーからは、数百の感染ファイルが発見された、などの報告もあった。「ウイルストラッキングセンター」へ報告されている感染数は、継続的に増加している状況である。 ●無償ウイルスチェックツール「オンラインスキャン」によって検知された、世界中の感染ファイル数がリアルタイムで集計される「ウイルストラッキングセンター」各件数−日本国内で確認された感染ファイル数 101,621ファイル−日本国内で確認された感染コンピュータ台数 120コンピュータ−ワールドワイドで確認された感染ファイル数 5,796,607ファイル−ワールドワイドで確認された感染コンピュータ台数 8,596コンピュータ●サポートセンターへの問い合わせ状況−問い合わせ件数 2100件−問い合わせ概要 企業ユーザからの問い合わせが多い傾向が続いている。感染報告が5件、メールを受信したが実行はしなかったという報告が5件となっている。http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/loveletter5.htm