情報処理振興事業協会(IPA)は、3月のコンピュータウイルスの発見届出状況をまとめた。3月の発見届出数は490件で、届出を受理するようになってから月間で最大の届出件数となった。ウイルスの種類は32種類。一番届出の多かったのは「W32/PrettyPark」の101件(先月37件)、次いで「XM/Laroux」が93件(先月68件)が続いている。ただ、そのほとんどは感染する前に発見し未然に防いだケースで、その割合は全体の約80%を占めており、背景としてワクチンソフトの利用率の向上を推測している。http://www.ipa.go.jp/SECURITY/