情報処理振興事業協会(IPA)は、2000年2月のコンピュータウイルス被害の届出状況をまとめた。届出件数は414件で先月よりやや減少したが、「W97M/Myna」「W97M/Thus」「W97M/Taro」「X97M/Divi」の4種類の新種が報告された。感染経路は、あいかわらずメールによるケースが最も多く、海外からのメールにより感染したケースを含めると、不明を除いた届出件数の約88%を占めている。届出の多かったウイルスは、一番がW32/Ska(Happy99)で93件(先月96件)、次いでXM/Larouxで68件(先月115件)の順。http://www.ipa.go.jp/SECURITY/index-j.html