オムロン株式会社と凸版印刷株式会社は共同で、ICカードを利用した個人認証システムのビジネス展開を行うと発表した。システムは、オムロン社開発のバイオメトリクス技術を利用の個人認証端末「Fabio」と、凸版印刷開発のICカード「SMARTICS」で構成され、人が目視で確認するのではなく、指紋、声紋、手書きサインのバイオデータをシステムで自動的に確認する。また認証用データをICカードに格納することで、事前にデータ登録されていない端末でも本人認証ができ、端末やサーバー上から個人バイオデータの漏洩を防止することができる。価格は、スタンドアロン型で30〜40万円、機器組み込み型で20〜30万円。販売予定は2000年秋より。http://www.toppan.co.jp/