IIJ、IoTデバイスのVPN接続提供 | ScanNetSecurity
2024.05.02(木)

IIJ、IoTデバイスのVPN接続提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月1日、「IIJ IoTサービス」のコネクティビティ機能を拡充し、IoTデバイスとIoTプラットフォームをインターネットVPNでセキュアに接続できる「VPNアクセス」を同日から提供すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月1日、「IIJ IoTサービス」のコネクティビティ機能を拡充し、IoTデバイスとIoTプラットフォームをインターネットVPNでセキュアに接続できる「VPNアクセス」を同日から提供すると発表した。

 「IIJ IoTサービス」では、IoTデバイスからネットワーク、デバイスの監視や制御等を行うプラットフォーム、セキュリティ、クラウド環境までIoTシステムに必要な機能をワンストップで提供している。

 「VPNアクセス」は、IoTデバイスとIoTプラットフォームをインターネットVPNでセキュアに接続する機能で、管理者は専用のコントロールパネルでVPNアクセスの接続プロファイルを作成し、その認証情報にもとづいて、IoTデバイスはリモートアクセスVPNでIoTプラットフォームに接続し、各種機能を利用できる。接続プロファイルはデバイスごとに作成・削除でき、IoTデバイスごとにコネクティビティの管理が可能となっている。

 「VPNアクセス」の特徴は下記の通り。

・様々なコネクティビティを用いてIoTプラットフォーム機能を利用可能
 IIJが提供するネットワークサービス以外にも、Wi-Fi環境や他社モバイルサービス、海外の現地回線など、回線の種別問わず、IIJ IoTサービス プラットフォームの各種機能が利用できる。

・WireGuard、L2TP/IPsecによるセキュアな接続方式に対応
 リモートアクセスVPNは、軽量かつ設定が容易でIoTデバイスにも適したVPNソフトウェア「WireGuard」と、産業用コンピュータとして多く利用されるWindowsPCに標準搭載されている「L2TP/IPsec」の2つの接続方式に対応し、安全な暗号化通信が可能。

 同サービスは初期費用は0円、月額費用は1デバイス200円で利用可能。

《高橋 潤哉》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×