トレンドマイクロ株式会社は2月28日、オープンソースコードのセキュリティリスクとベストプラクティスについてブログで発表した。
今ではオープンソースのコードは大多数の商用ソフトウェアで使用され、世界中の開発者が共通の技術やコードの機能をインターネット上で共有している。
トレンドマイクロはオープンソースのセキュリティリスクとして、脆弱性、開発者の当事者意識、出所不明のソフトウェア、設定と環境の継続的監視の4点を挙げ、特に脆弱性については、コードベースあたり平均で64件の脆弱性があるとしている。
トレンドマイクロではオープンソースコードの脆弱性を緩和する4つのベストプラクティスとして、オープンソースのインベントリを維持する「特定」、オープンソースの脆弱性とライセンスを追跡する「分析」、修正とパッチ適用、アップデートを行う「修復」、継続的に監視する「監査」が必要としている。