CrowdStrike製品用いたマネージドEDRサービス提供(NRIセキュア)
NRIセキュアは、米CrowdStrike社製品を取り扱うマネージドセキュリティサービスプロバイダとして、次世代エンドポイントセキュリティ監視・調査・対応サービス「マネージドEDRサービス」を、4月1日より提供開始する。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
ここでいうエンドポイントは、ネットワークに接続されたサーバやPCなどの端末を指す。同サービスは、この端末にマルウェアが侵入するリスクを低減できるため、潜在的な脅威も含めたセキュリティ侵害を能動的に検知し、対応と調査を実施する。
具体的には、各端末にエージェント(センサー)をインストールすることで、それぞれの詳細情報がAWS上にあるCrowdStrike社専用の管理サーバに常時収集される。収集された情報をもとに、NRIセキュアのセキュリティ監視・事故対応支援のスペシャリストで構成されたチームがSIEMによる分析・監視を実施。一時的に検知を逃れた潜在脅威も能動的に洗い出し(スレット・ハンティング)、被害を防ぐための対応を遠隔から行える。
ソース・関連リンク
関連記事
Scan PREMIUM 会員限定記事
もっと見る-
-
範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表
「MITRE はこのインシデントを開示しました。これは当団体が公共の利益のために活動し、企業のセキュリティ強化のためのベストプラクティスを提唱し、業界の現在のサイバー防御体制強化に必要な措置を講ずると約束しているからです」
-
AI とドローン利活用最悪事例 ~ 米保険会社 住宅空撮し保険契約 猛烈却下
保険契約の申し込みや更新を処理するコストの低下を追求するあまり、保険会社は不正確な査定を行い、さらにはプライバシーを侵害するという最悪の方向に向かっているようだ。
-
北 中華製AIを攻撃活用/北 DMARC不正利用/北 日本のアニメ制作関与か ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2024年4月度]
Microsoft Threat Analysis Center は、中国および北朝鮮の脅威アクターによる人工知能(AI)を活用した直近のサイバー活動を報告しています。いずれ中国や北朝鮮の脅威アクターは、中国製 AI を活用することでのサイバー活動にシフトし、「AI + セキュリティ」の活動は一般的になるとみられます。