基地局に設置した監視カメラから津波の被災状況を監視(NTTドコモ)

2016年3月4日(金) 12時00分
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監視カメラで津波監視!NTTドコモの基地局を利用した地震対策

「津波監視システム」は全国16か所の基地局にカメラを設置。遠隔でカメラを操作し、沖合10kmの海面の監視と基地局の通信設備の被災状況を確認することができる(画像はプレスリリースより)の画像
「津波監視システム」は全国16か所の基地局にカメラを設置。遠隔でカメラを操作し、沖合10kmの海面の監視と基地局の通信設備の被災状況を確認することができる(画像はプレスリリースより)
「地震予測システム」の実証実験に協力するため16か所の基地局に設置される衛星測位機器とその設置場所。これまで発見できなかった異常地殻変動もとらえることが可能だという(画像はプレスリリースより)の画像
「地震予測システム」の実証実験に協力するため16か所の基地局に設置される衛星測位機器とその設置場所。これまで発見できなかった異常地殻変動もとらえることが可能だという(画像はプレスリリースより)
 NTTドコモは、地震科学探査機構(JESEA)が研究する地殻変動から地震の場所と時期を予測する「地震予測システム」の実証実験への協力と、基地局に設置した監視カメラから津波の被災状況を監視する「津波監視システム」の運用を4日から開始する。

 「地震予測システム」の実証実験への協力では、衛星測位機器を用いて地殻の変化をとらえる装置を全国16か所の携帯電話基地局に設置。収集した地殻変動のデータをモバイル通信でリアルタイムにJESEAに提供する。

 JESEAは提供されたデータを解析することで、「地震予測システム」の精度の向上に取り組み、リアルタイムデータによる地震予測サービスの提供を目指す。ドコモが提供するデータは平均化単位時間を自由に変更可能なため、これまで発見できなかった異常地殻変動の把握や、地震の予測精度の向上が期待されるという。

 一方、「津波監視システム」は、津波発生時の沖合の様子を監視するカメラを全国16か所の携帯電話基地局に設置。遠隔でカメラを操作して、津波発生時に沖合の海面の様子や基地局の通信設備の被災状況を確認するというもの。設置するカメラは太陽光パネルを用いた独自電源及びマイクロ装置を備えており、災害発生時も監視を継続して行うことが可能だ。

 同システムは、富士通の映像監視ソリューションをベースにしており、36倍ズームに対応したPTZカメラを採用。リアルタイムの監視はもちろん、過去一週間分の映像を常時録画することもできるという。

 これらの取り組みにより、大地震発生前に移動基地局車や電源設備等の準備を行うことができたり、津波発生時の基地局周辺の被災状況を正確に把握できるなど、早期の復旧作業に繋げることを目的としている。
《防犯システム取材班/小菅篤@RBB TODAY》

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