詐欺を企てる際、そのソーシャルエンジニアリングを行うペテン師たちが事前に知っていなければならないのは、犠牲となる候補者のメールアドレス、および、それに関連づけられた携帯電話の番号だけである。
Gmail、Outlook、Yahoo! などのウェブメールサービスの全ユーザーは、潜在的に、この詐欺のリスクを負っている。この詐欺では、まず詐欺師が犠牲者になりすまして「(ウェブメールの)パスワードリセットのリクエスト」を送り、その際のオプションで「アカウントレスキューの確認コード」を犠牲者の携帯電話へ送ることを選択するところから始まる。