Webサイトの脆弱性の届出件数累計が5,000件を突破、携帯サイトでも対策を(IPA/ISEC) | ScanNetSecurity
2024.05.22(水)

Webサイトの脆弱性の届出件数累計が5,000件を突破、携帯サイトでも対策を(IPA/ISEC)

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4月27日、2010年第1四半期におけるソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況を発表した。同四半期のIPAへの脆弱性関連情報の届出件数は、ソフトウェア製品に関するもの32件、Webアプリケーション

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独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4月27日、2010年第1四半期におけるソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況を発表した。同四半期のIPAへの脆弱性関連情報の届出件数は、ソフトウェア製品に関するもの32件、Webアプリケーション(Webサイト)に関するもの139件の合計171件であった。届出受付開始(2004年7月8日)からの累計は、ソフトウェア製品に関するもの1,050件、Webサイトに関するもの5,098件の合計6,148件となっている。

ソフトウェア製品の脆弱性の届出に関して、JPCERT/CCが調整を行い製品開発者が修正を完了し、2010年第1四半期にJVNで対策情報を公表したものは6件(累計406件)であった。また、Webサイトの脆弱性の届出に関して、IPAがウェブサイト運営者に通知を行い2010年第1四半期に修正を完了したものが232件(累計2,886件)となっている。さらに、携帯サイトに関する届出においては、「セッション管理の不備」および「認証に関する不備」に関する脆弱性が多く届出されていることから、携帯サイトの運営者はPC向けWebサイトと同様に十分な脆弱性対策が必要としている。

http://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/vuln2010q1.html
《ScanNetSecurity》

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