2016.09.28(水)

中高生の19%がSNSで嫌な思いを経験(JSSEC)

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 日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、中高生向けの「大学生と生徒たちが一緒に考えるセキュリティワークショップ」の開催レポートを公表した。92%の生徒が満足し、77%の生徒がスマホの正しい使い方について考えるきっかけになったと回答している。

 日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、学生団体Re:inc(リンク)と共同で中高生向けの「大学生と生徒たちが一緒に考えるセキュリティワークショップ」を2015年より開催している。スマートフォンやインターネットを安全に使うため、ソーシャルメディアで起きる人間関係のトラブルなどに悩んだ経験のある同じ世代のお兄さん、お姉さんたちと一緒に考えることを重視した普及活動を行っている。

 2015年3月~11月の期間にワークショップを開催した5校のうち、小学生を除いた745名を対象に実施した事前アンケートによると、モバイル端末を持っている生徒は90%、スマートフォンもしくはタブレットを持っていると回答した生徒は76%だった。利用時間は、中学生の75%が1日あたり2時間以内だったのに対し、高校生では72%が1日あたり2時間以上利用している実態が明らかになった。

 携帯電話の利用ルールに関しては、生徒の54%の生徒がルールを設けていた。ルールの内容は、「○時間以上は使用禁止」など使用時間に関するものが43%ともっとも多く、ついで「Facebookは使用禁止」など使用内容に関するもの、「○時以降使用禁止」など使用時間帯に関するものの順だった。

 「SNSでの誹謗中傷をしたことがあるか」という質問には95%が「なし」と回答。一方で、「SNSで嫌な思いをしたことがあるか」という質問には19%が「ある」と回答した。その内容は、「悪口を書かれた」や「既読無視、ブロック」「言葉ではなく文字だからうまく伝わらずトラブルになった」「無許可の変顔をタイムラインに勝手にのせられた」「自分のなりすましをされた」などだった。

 また、現実世界で面識のない人とSNSで連絡をとったことがあると回答した生徒は31%。そのうち約4割が相手と実際に会ったことがあると回答した。会った理由は、友人の友人など「間接的に知っている人だった」が68%ともっとも多かったが、ほかに「ネット上の写真などで顔は知っていた」「興味があった」「ネット上での連絡で相手の性格は十分理解しているつもり」という回答もあった。会った結果、99%が「会ってよかった」と回答していた。

 「大学生と生徒たちが一緒に考えるセキュリティワークショップ」では、生徒たちが少人数のグループに分かれてSNSの現状を学び、グループディスカッションを実施。グループごとに話し合いの結果を発表し、全体で内容をまとめていく。ワークショップに参加した生徒の92%が「大変満足」もしくは「満足」と回答。また、大学生によるスマートフォンワークショップを96%が「大変よいと思う」もしくは「よいと思う」と回答した。

中高生5人に1人がSNSで嫌な思い…既読無視や悪口、写真の公開

《外岡紘代@リセマム》

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