2016.07.27(水)

最高裁判所および知的財産高等裁判所がマジコンによる被害を明確に認める(任天堂)

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任天堂は、マジコンの輸入業者と争っていた裁判で、最高裁でも勝訴したと発表しました。ニンテンドーDS向けのマジコンと呼ばれる機器を巡る裁判では、三審とも任天堂の主張が認められた形です。

ニンテンドーDS向けなどに流通しているマジコンと呼ばれる非正規品では違法コピーしたゲームソフトの起動が可能となります。これまでも任天堂は、マジコンを販売する業者らに対し、不正競争防止法に基づく同行為の差止・損害賠償を求める訴訟を行っていました。

なお、2009年2月の時点で東京地方裁判所がマジコンの販売禁止を命じたほか、2013年7月には本最高裁判決まで続く差止などを求める訴訟に判決が出されていました。2014年6月には一部の被告より控訴が行われましたが、知的財産高等裁判所は任天堂の主張を認め、控訴を棄却する判決が下されています。

さらに控訴審判決に対し、一部の控訴人より上告受理の申し立てが行われましたが、2016年1月12日付で最高裁判所 第三小法廷より上告を棄却するとの決定が下されました。これにより、マジコンの輸入販売行為の差止・マジコンに関して任天堂が受けた損害として、総額9562万5千円の損害賠償金の支払いを命じた第一審判決が確定することとなりました。

任天堂はこの決定に対し、最高裁判所および知的財産高等裁判所がマジコンによる被害を明確に認めたことが「正規ゲームソフトの販売業者である当社がマジコンの輸入販売行為により相当額の損害を被ったこと及びマジコンの輸入販売業者である被告が当社に対して上記の損害賠償責任を負うことを認めた点に画期的な意義があり、ゲーム業界全体にとって極めて重要な判決・決定であると認識している」とコメント。今後も継続して法的措置を講じるとのことです。

任天堂のマジコン裁判、最高裁でも勝訴が確定 「ゲーム業界全体にとって極めて重要な判決」

《すしし@INSIDE》

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