外来種の有毒グモ「セアカゴケグモ」が東京都内で初めて確認、注意を呼びかけ(東京都福祉保健局) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

外来種の有毒グモ「セアカゴケグモ」が東京都内で初めて確認、注意を呼びかけ(東京都福祉保健局)

 外来種の有毒グモ「セアカゴケグモ」が9月24日、東京都内で初めて見つかった。基本的におとなしく攻撃性はないが、雌は毒があり、触るとかむことがあるため、東京都福祉保健局などは「素手で捕まえたり、触らないように」と注意を呼びかけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
 外来種の有毒グモ「セアカゴケグモ」が9月24日、東京都内で初めて見つかった。基本的におとなしく攻撃性はないが、雌は毒があり、触るとかむことがあるため、東京都福祉保健局などは「素手で捕まえたり、触らないように」と注意を呼びかけている。

 セアカゴケグモは、特定外来生物に指定されているゴケグモ。原産地はオーストラリア。もともと日本にはいなかったが、平成7年に大阪府で発見されて以降、多くの自治体で確認されているが、東京での発見は今回が初めて。

 9月24日、三鷹市下連雀のマンションの庭で住民がセアカゴケグモ1匹を発見して通報。その後の調査で、周辺の公園でも10数匹が確認された。情報提供を受けて、三鷹市では周辺の公園などの調査や駆除を実施。クモにかまれた人や健康被害の訴えはないという。

 セアカゴケグモは、基本的におとなしく攻撃性はないが、雌は毒があり、触るとかまれることがある。成熟した雌の体長は、約0.7~1cm。全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦斑紋がある。

 発見した場合は、地元の自治体に連絡すること。また、かまれたときは、温水や石けん水で傷口を洗い流し、早めに医療機関を受診した方がよいという。

有毒グモ「セアカゴケグモ」を都内で発見、素手で触らないよう注意

《奥山直美@リセマム》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×