Signal は、鍵交換に ZRTP プロトコルを使用しており、会話には AES 128ビット暗号化が利用される。2 人のユーザーが会話しようとするとき、そのアプリは2 人のユーザーのスクリーン上にお互いが確認できるメッセージを表示する。
Black Hat USA 2014 の二日間のしゅざいが終わって、編集部は同じラスベガスで開催される DEF CON 22 に来たよ。 Black Hat よりもDEF CON の方が歴史が古いんだニャー。
USB を利用したインシデントといえば、国内では過去最大級の顧客情報漏えいとして世間を騒がせたベネッセの事件が記憶に新しい。もし「ただ USB ポートへ接続するだけで、接続先の PC の制御を奪えるデバイス」が社内に紛れ込んだ場合、どのような悲劇が起こりえるだろう。
「多くの機器が、その情報を暗号化しないままホームネットワーク上で送信するため、たった 1 件のネットワークのミスコンフィギュレーションが起こるだけで、ユーザーはワイヤレスネットワークを介し、世界中にそのデータを露出してしまう」
モノのインターネットに関しては、悲観的な意見を述べる Schmidt に、Schneier は「長いスパンで利用される製品の場合、システムをアップデートする方法や修復する方法の概念も古くなるだろう」と語った。
これらは先着順に配布される予定で、配布物の価値が 600 万ドル(編集部註:約 6 億円)に達したとき、Sony は PlayStation Plus の 1 か月分の無料メンバーシップの提供のみに切り替える予定を立てている。
「Heartbleed を発見したとき、私たちは、それが非常に深刻な脆弱性であり、より迅速に周知させる必要があると思いました。たとえば『CVE2014…』と番号で呼ぶのではなく、『世界の誰もが聞いたことのある話題』にしたかったのです」
「この I2P の脆弱性はデフォルトで、完全にパッチされた Tails で悪用することができる。エクスプロイトを行うためにセッティングやコンフィグを変更する必要はない」
Codenomicon社を聞いたことがなくても、 Heartbleed はみんな知ってると思うんだにゃー。OpenSSL のバグに、そもそも「Heartbleed」という名前をつけて、ロゴまで作ったのがこの会社だよ。
まずは基調講演から。基本的なことなのですが、あらためて、基調講演の意味はご存じですか? 英語では「Keynote」つまり楽曲の基本のトーンという意味で、その会議全体の方向性を暗示する重要なイントロとなる講演です。
「お粗末なデータ消去」は、eBay で販売されている中古の PC や携帯電話の間では一般的な問題だが、それよりは目立たないケースとして、第三者に売却される POS 端末にも同じ問題が当てはまるということを、その研究結果は示している。
さらに、ホテルの部屋に設置されている金庫の磁気カードリーダーは、「カード上のデータにアクセスするためのスキミングを行うオプション」をも犯罪者に提供する(のちに彼らは、その情報を地下フォーラムで売ることができる)。
大学の研究者である Alexander Volynkin と Michael McCord は、何千もの秘匿サービス、および数十万の Tor クライアントを、数ヶ月以内に「匿名解除」する方法を示すことを計画していた。
「すべてのデバイスの一台一台で、これらの機能が有効化されており、それをオフにする方法は存在せず、また、こういった個人データをデバイスが送信することについて同意を求めるメッセージも、ユーザーには表示されていない」
Canvas の攻撃によって監視されたユーザーは、「ブラウザの(履歴の)消去で追跡のメカニズムをクリアする」といった一般的な方法では身を守ることができない。また AdBlock Plus のようなアプリを利用し、その影響を警戒することもできない。
そのマルウェアは IE、Firefox、Chrome からバンキングのクレデンシャル情報をリッピングすることが可能であり、アンチウイルスや不特定のサンドボックスを回避し、暗号化されたコマンドアンドコントロールの通信を確立すると書かれている。
中国人民解放軍による組織的ハッキング攻撃という一種の「神話」が、もはや定着しつつある現在だが、ここで興味深い広告をご紹介したい。「サイバー軍部隊・サイバーセキュリティー人材バンク登録予備軍向け予備班生募集概要」だ。
ファイルリレーシステムについて、Zdziarskiは、「データ診断のためだけに必要なものである」という Apple の主張を嘲笑している。そのソフトウェアは診断を行う技術者が決して必要としないものをダウンロードできると彼は論じている。
伝えられるところによると、犯罪者たちは USB スティックや CD を利用してマルウェアを運ぶ必要すらなかった。彼らはマルウェアをクラウドに保管し、それをホテルのコンピュータへ単純にダウンロードしていた。
世界中のハッカーが集まる国際会議は、胸がざわつくようなセキュリティトピックを中心に、国籍を超えたギークとの交流があふれています。みなさんにもぜひ知ってもらいたいと思い、この機会を借りて少しずつご紹介していきたいと思います。
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