富士通 FENICS のネットワーク機器での不正通信を受け総務省が文書で指導 | ScanNetSecurity
2024.06.03(月)

富士通 FENICS のネットワーク機器での不正通信を受け総務省が文書で指導

 総務省は6月30日、富士通株式会社と富士通クラウドテクノロジーズ株式会社に対し通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る指導について発表した。

インシデント・事故
リリース(富士通株式会社に対する通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る措置(指導))
  • リリース(富士通株式会社に対する通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る措置(指導))
  • リリース(富士通クラウドテクノロジーズ株式会社に対する通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る措置(指導))

 総務省は6月30日、富士通株式会社と富士通クラウドテクノロジーズ株式会社に対し通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る指導について発表した。

 富士通では、同社が提供する企業向けネットワークサービス「FENICS」にて、ネットワーク機器に対し外部から不正侵入があり、2022年3月から2022年11月までの間に複数回にわたり、同サービスを利用して通信を行った顧客の通信情報が外部に流出した事案が発生していた。


《ScanNetSecurity》

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