Bash、SSDP、DNSに対する探索行為が増加--インターネット治安情勢(警察庁)

2014年11月17日(月) 08時00分
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Bash の脆弱性を標的としたアクセス件数の推移の画像
Bash の脆弱性を標的としたアクセス件数の推移
宛先ポート1900/UDP に対するアクセス件数の推移の画像
宛先ポート1900/UDP に対するアクセス件数の推移
宛先ポート53/UDP に対するアクセス件数の推移の画像
宛先ポート53/UDP に対するアクセス件数の推移
警察庁は11月13日、@policeにおいて2014年9月期のインターネット観測結果等を発表した。9月期では、「Bashの脆弱性を標的としたアクセスの検知」「1900/UDP(SSDP)に対するアクセスの増加」「53/UDP(DNS)に対するアクセスの増加」をトピックに挙げている。Bashの脆弱性を標的としたアクセスの検知では、脆弱性が明らかになった直後は、当該脆弱性の有無についての探索行為が観測されていたが、26日以降は攻撃を試行したと思われるアクセスを観測しており、10月9日に第2報の注意喚起を行っている。

UPnP機器を探索するために使用される1900/UDP(SSDP)は、9月7日以降アクセスが増加している。観測されたほとんどのパケットは、マルチキャストアドレス(239.255.255.250)に対するM-SEARCHメッセージであり、UPnP機器を探索しているものと考えられる。1900/UDPは、リフレクター攻撃にも使用される可能性があるポートであり、DoS攻撃の踏み台となる機器の探索を行っている可能性もある。10月17日には、対策が不十分なネットワーク機器を踏み台として、特定のホストに対して攻撃が行われた事例を確認したことから、注意喚起を実施している。

53/UDP(DNS)に対するアクセスの増加では、9月中旬頃からアクセスが増加している。アクセスの内容を分析した結果、特定IPアドレスからのアクセスが半数を占めており、それが増加の要因となった。このアクセスのUDPペイロード内容は、特定ドメインのANYレコードもしくはAレコードを要求するものがほとんどであった。同アクセスは、DNSリフレクター攻撃に悪用可能である再帰問い合わせ可能なDNSサーバ(オープンリゾルバ)を探索しているものと考えられるとしている。
《吉澤 亨史》

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