7月の特殊詐欺状況を発表、全体的に前月と同水準で推移(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.04.24(水)

7月の特殊詐欺状況を発表、全体的に前月と同水準で推移(警察庁)

警察庁は、2014年7月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。

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警察庁は9月1日、2014年7月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、7月の特殊詐欺の認知件数は1,127件(6月は1,093件)で、このうち振り込め詐欺の認知件数は989件(同922件)で、このうち916件が既遂(同846件)、被害総額(既遂のみ)は32億5,507万円(同29億6,598万円)、検挙件数は150件(同232件)、検挙人員は123名(同131名)と、前月と同水準で推移した。オレオレ詐欺では、認知件数が540件(同484件)、このうち476件(同421件)が既遂、被害総額は17億2,352万円(同15億8,183万円)、検挙件数は134件(同175件)、検挙人員は113名(同100名)と、こちらも同様の結果となった。

架空請求詐欺の認知件数は257件(同235件)で、このうち248件(同223件)が既遂、被害総額は13億607万円(同11億3,351万円)、検挙件数は9件(同26件)、検挙人員は10名(同30名)となっている。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が59件、「情報購入代金等名目」が29件、「訴訟関係費用等名目」が16件であった。このほか融資保証金詐欺が41件(同52件)で被害総額4,687万円(同8,307万円)、携帯電話端末詐欺が35件(同46件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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