DNSサーバ探索、米国の80/TCPからの跳ね返りパケットが増加(@police) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

DNSサーバ探索、米国の80/TCPからの跳ね返りパケットが増加(@police)

警察庁は、2012年度第4四半期(2013年1月から3月)におけるインターネット観測結果等を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁(@police)は5月8日、2012年度第4四半期(2013年1月から3月)におけるインターネット観測結果等を発表した。これによると、センサーに対するアクセス件数は、一日・1IPアドレスあたり327.5件で、2012年度第3四半期(前期)から38.3件(13.2%)増加した。また、発信元IPアドレス数は一日あたり7,935.9個で、前期と比較して259.3個(3.2%)減少した。宛先ポート別検知件数は445/TCPが最も多く、3397/UDP、1433/TCP、3389/TCP、22/TCPと続いた。DNSサーバの探索と考えられるアクセス、米国を発信元とする80/TCPからの跳ね返りパケットが増加した。

発信元国・地域別検知件数は中国が最も多く、次いでイラン、米国、台湾、日本の順であった。シグネチャを用いて検知した不正侵入等の行為(不正侵入等)の件数は、一日・1IPアドレスあたり11.1件で、前期と比較して2.0件(22.2%)増加した。また、発信元IPアドレス数は一日あたり241.8個で、前期と比較して69.3個(22.3%)の減少となっている。発信元国・地域別の検知件数の上位5カ国では米国が最も多く、中国、オランダ、ドイツ、カナダと続く。DoS攻撃被害観測状況では、一日あたり7,431.2件となり、前期と比較して201.7件(2.6%)減少した。発信元IPアドレス数は一日あたり634.0個で、前期と比較して196.9個(45.0%)増加した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×