一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月28日、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが4月27日にPlayStation NetworkおよびQriocityに対する不正アクセスによるアカウント情報流出に関する情報が公開されたことを受け、「情報流出に伴うIDとパスワードの不正使用に関する注意喚起」を発表した。同サービスに登録しているアカウント情報(ID・パスワード)を他のサービスでも使用していた場合、攻撃者は不正に入手したアカウント情報を使用してPlayStation NetworkおよびQriocity以外の他のサービスにログインし、サービスを不正に使用したり、そのサービスに登録されている個人情報やクレジットカード情報を窃取したりする可能性がある。これによりウイルス感染やフィッシング詐欺などの被害を受ける可能性もあるため、複数のサービスで同じアカウント情報を登録している場合はサービス事業者のWebサイトなどから、アカウント情報を変更するよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://www.jpcert.or.jp/at/2011/at110011.txt