2021年冬に「NetStare」リニューアル、新たにEDR製品のログ分析サービスをオプション追加
株式会社セキュアヴェイルは9月16日、創業期から20年に渡って提供する統合セキュリティ運用サービス「NetStare」のサービスラインアップを2021年冬にリニューアルすると発表した。
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「NetStare」は、SOC(Security Operation Center)とNOC(Network Operation Center)双方を提供する統合セキュリティ運用サービスで、クライアント企業のネットワーク機器を常時1.1万台以上監視し、1日25億件の膨大なログを収集し、機器故障や通信障害、サイバー攻撃などを24時間365日体制で発見する。
2021年冬のリニューアルでは、安全性と可用性の両立はそのままに、監視できる機器やサービスを拡張、さらにEDR(Endpoint Detection and Response)製品のログ分析サービスをオプションとして追加する。これまでより多くのITインフラが監視対象となることで、ゲートウェイからエンドポイントまで相関的なログ分析が可能となり、サイバー攻撃の予兆や潜在するセキュリティリスクを網羅的に検知し対応できる。
NetStareのサービス基盤にはセキュアヴェイルの100%子会社である株式会社LogStareが開発するセキュリティ運用プラットフォーム「LogStare」を採用、クライアント企業のITインフラに関する多様な情報を多角的に可視化する。
リニューアル後の価格は未定だが、従来のクライアント企業には価格据え置きで提供を行う。
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