「GigaCC OFFICE」に複数の脆弱性、アップデートとパッチの適用を呼びかけ(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

「GigaCC OFFICE」に複数の脆弱性、アップデートとパッチの適用を呼びかけ(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、日本ワムネットが提供する、オンラインストレージ機能を提供するソフトウェア「GigaCC OFFICE」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月19日、日本ワムネット株式会社が提供する、オンラインストレージ機能を提供するソフトウェア「GigaCC OFFICE」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.1。NSHC Pre., Ltd.のDongjoo Ha氏およびHeaeun Moon氏、株式会社リクルートテクノロジーズの吉川允樹氏が開発者と連携し報告した。

「GigaCC OFFICE ver.2.3 およびそれ以前」には、メール送信処理に使用される Apache Velocity テンプレートエンジンの設定不備(CVE-2016-7844)、Apache Struts 1 に起因するメモリ上のコンポーネントを操作可能な脆弱性(CVE-2016-1181)、任意のファイルをアップロード可能な脆弱性(CVE-2016-7845)が存在する。JVNでは、CVE-2016-7844およびCVE-2016-1181の脆弱性は最新版にアップデートし、パッチを適用することで脆弱性に対応でき、CVE-2016-7845については暫定パッチを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×