日本マイクロソフト株式会社は6月15日、2016年5月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は16件で、このうち最大深刻度「緊急」は5件、「重要」は11件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで44件。今回発表された内容は以下の通り。なお、延期となっていた「MS16-063」も公開された。「緊急」MS16-063:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3163649)要再起動MS16-068:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3163656)要再起動MS16-069:JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3163640)再起動が必要な場合ありMS16-070:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3163610)再起動が必要な場合ありMS16-071:Microsoft Windows DNS サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3164065)要再起動「重要」MS16-072:グループ ポリシー用のセキュリティ更新プログラム(3163622)要再起動MS16-073:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3164028)要再起動MS16-074:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3164036)要再起動MS16-075:Windows SMB サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3164038)要再起動MS16-076:Netlogon 用のセキュリティ更新プログラム(3167691)要再起動MS16-077:WPAD 用のセキュリティ更新プログラム(3165191)要再起動MS16-078:Windows 診断ハブ用のセキュリティ更新プログラム(3165479)要再起動MS16-079:Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム(3160339)再起動が必要な場合ありMS16-080:Microsoft Windows PDF 用のセキュリティ更新プログラム(3164302)再起動が必要な場合ありMS16-081:Active Directory 用のセキュリティ更新プログラム(3160352)要再起動MS16-082:Microsoft Windows Search コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3165270)要再起動このうち、MS16-068(CVE-2016-3222)、MS16-075(CVE-2016-3225)、MS16-077(CVE-2016-3236)、MS16-082(CVE-2016-3230)は脆弱性情報が一般に公開されていた。