犯罪インフラと問題視される「通信中継サービス」会社の役員を逮捕(ACCS)

2016年2月18日(木) 08時00分
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社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月17日、神奈川県警察、茨城県警察、広島県警察、福岡県警察の合同捜査本部(神奈川県厚木署)が2月16日、権利者に無断で複製されたものであることを知りながらコンピュータソフトウェアの海賊版を入手して複製の上、業務で使用していた中国籍の男性2名を、著作権法違反(複製権侵害並びに海賊版業務使用(みなし侵害))の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。

いずれも中国籍の東京都江東区の会社役員男性A(32歳)、東京都台東区の会社役員男性B(33歳)は共謀の上、2015年2月22日頃および同年3月4日頃、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition 64bit」(中国語版)を、中継サーバのハードディスクに権利者に無断で記録・蔵置することにより複製し、その後、男性Aは同年9月13日頃から同年11月5日頃までの間、無断複製されたものであることを知りながら業務で使用していた。

男性Aは、中国からの通信を中継するサーバを設置して「通信中継サービス」等の電気通信事業を行っていた。この通信中継サービスは、国外から日本国内へのアクセスポイントとして有償で国外のユーザに提供されるもので、不正アクセスや不正送金等の犯罪行為に利用されることも多く、「犯罪インフラ」として問題視されている。
《吉澤 亨史》

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