エクスプロイトキットとの遭遇率はいまだ高い--マイクロソフトレポート(マイクロソフト)

2016年1月11日(月) 08時00分
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ソフトウェア業界全体での脆弱性 (CVE) の重大度、複雑さ、ベンダー別露見数、マイクロソフト製品および 非マイクロソフト製品の露見数の推移 (2H12 ~ 1H15)の画像
ソフトウェア業界全体での脆弱性 (CVE) の重大度、複雑さ、ベンダー別露見数、マイクロソフト製品および 非マイクロソフト製品の露見数の推移 (2H12 ~ 1H15)
さまざまな種類のエクスプロイトの遭遇率 (3Q14 ~ 2Q15)の画像
さまざまな種類のエクスプロイトの遭遇率 (3Q14 ~ 2Q15)
日本マイクロソフト株式会社は1月7日、「マイクロソフト セキュリティ インテリジェンス レポート(SIR)第19版」の日本語版を公開した。英語版は2015年11月18日(米国時間)に公開されている。SIRは、マイクロソフトが半期に一度公開している「セキュリティの脅威の動向を調査したレポート」で、第19版では2015年上半期における脆弱性、悪用(Exploit)、マルウェア、感染などに関する傾向を、世界約6億台以上のシステムから収集したデータをもとに分析している。

レポートによると、脆弱性の件数については3,000件未満となり、前年上半期と同水準となった。前年下半期は件数が著しく増加したが、これはCERT/CCが同時期にAndroidアプリにおけるSSLの脆弱性に関する研究プロジェクトを実施したためだとしている。エクスプロイトについては、エクスプロイト キットとの遭遇回数は前半期の3分の1以上減少したが、15年下期におけるエクスプロイト キットの遭遇率は、2番目に遭遇率の高いエクスプロイトの3倍以上あり、いまだ最も遭遇しやすいエクスプロイトとなっている。レポートではこのほか、マルウェアと迷惑ソフトウェア、悪意のあるWebサイトについてもまとめている。
《吉澤 亨史》

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