著作権法違反の疑いで中国のウェブサイト「愛漫画」の責任者3人が逮捕(CODA)

2015年10月1日(木) 08時00分
このエントリーをはてなブックマークに追加

CODAの働きかけにより中国の違法マンガ配信サイトが摘発

コンテンツの違法アップロードは、長年、権利者のあいだで深刻な問題としてその対策が協議されてきた問題だ。
2002年に設立され、2009年に一般社団法人となった「コンテンツ海外流通促進機構(CODA)」は、コンテンツの海外展開の促進とともに、違法アップロードをはじめとした海賊版対策を推し進めてきた団体である。2013年には経済産業省の呼びかけのもと「出張海賊版対策有識者委員会」を設置するなど、さらなる取り組みがなされてきた。

このたびCODAの働きかけにより、著作権法違反の疑いで中国のウェブサイト「愛漫画」の責任者3人が逮捕された。
「愛漫画」は2009年に開設されたウェブサイトで、漫画作品を無許諾でアップロード可能であったという。『ONE PIECE』や『NARUTO -ナルト-』といった日本をはじめ、韓国やアメリカなどの6000作品が掲載されていた。この違法サイトにより、運営元の「深セン市漫游文化科技有限公司」には、180万元(約3,600万円)もの売上があったと見られている。
CODAは出版社5社にこのサイトに使用許諾を与えていないことを確認したのち、成都公安局に通知書を提出。それを受けて、公安局の特別捜査チームが責任者3人の逮捕に至った。

なお、中国では海賊版が野放しになっているというイメージが根強いが、中国政府も対策には積極的だ。このたびの捜査にも、エリアを超えた捜査を認める「指定授権書」や特別予算が与えられている。
海外における違法アップロード対策には、現地の政府機関の協力が不可欠である。CODAでは海外との協力関係を強化しつつ、今後も対策の強化を図るとしている。
《animeanime》

注目ニュース

icon
組織内違法コピーの通報をうながす「報奨金プログラム」を開始(BSA)

BSAは、組織内違法コピーの解決につながる有力情報の提供者に対し、最高100万円を提供する「報奨金プログラム」を、12月31日までの期間限定で実施する。

icon
JASRACの告訴により、「Cabos」で違法アップロードしていた男性を送致(JASRAC)

JASRACは、ファイル共有ソフトを使用して著作権法を侵害したとして男性が送致された事件について発表した。

icon
1月と2月の学校裏サイト監視結果を公表、前年同時期と比べ不適切な書込み件数は増加(東京都教育委員会)

 東京都教育委員会は3月11日、学校裏サイトについて、平成27年1月と2月の監視結果を公表した。検出された不適切な書込み件数は1月が696件、2月が742件で、前年同時期と比べ増加している。また、2月には違法・犯...

icon
報奨金の上限を300万円に引き上げ、組織内違法コピーの通報をうながす(BSA)

BSAは、組織内違法コピーの解決につながる有力情報の提供者に対し、最高300万円を提供する報奨金プログラム「知財ブラック企業は通報だ!」を実施する。

icon
JASRACの告訴により、ファイル共有ソフトでの違法アップロード者3名を送致(JASRAC)

JASRACは、ファイル共有ソフトを使用して著作権を侵害していた男女3名がそれぞれ送致された事件について発表した。

RSS

特集・連載

ピックアップフォト