Ignite Realtimeの「Smack API」に複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

Ignite Realtimeの「Smack API」に複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Ignite Realtimeが提供するXMPP クライアント用のライブラリ「Smack API」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月30日、Ignite Realtimeが提供するXMPP クライアント用のライブラリ「Smack API」に複数の脆弱性(CVE-2014-0363、CVE-2014-0364)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Smack API 3.4.1 およびそれ以前」には、サーバ証明書を適切に検証しない脆弱性および IQ パケットを適切に検証しない脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、第三者によって中間者攻撃(man-in-the-middle attack)が行われる可能性があり、たとえばコンタクトリストにエントリを追加されたり、IQレスポンスを詐称される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報を元に最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×