株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は4月22日、2014年3月のウイルス脅威について発表した。3月初旬にはATMを感染させるトロイの木馬が発見され、中旬にはWi-Fiルータをハッキングする悪意のあるプログラムが出現した。また、Androidを狙った新たな脅威も多く発見されている。「Dr.WebCureIt!」によって収集された統計によると、2014年3月に最も多く検出された脅威は、感染させたシステム上にアドウェアやリスクウェアをインストールする「Trojan.Packed.24524」で、広告トロイの木馬である「Trojan.InstallMonster.51」「Trojan.LoadMoney.15」「Trojan.LoadMoney.1」が順に続いた。