株式会社ミック経済研究所は2月27日、Google AppsとOffice365に対応したセキュリティサービス市場の動向を調査し、その結果をまとめたデータを発表した。本調査は、法人市場で導入が進んでいるGoogle AppsとOffice365のメール機能に対応したセキュリティサービスを提供している主要ベンダを対象として調査し、「Google Apps・Offfice365対応セキュリティサービス市場」について2011年度から2012年度の現状と2013年度の見込み、2018年度までの予測および分析を行っている。Google Apps・Office365対応セキュリティサービス市場は、2012年度は7.8億円、2013年度は前年対比160.3%の12.5億円の市場規模になるものと見込まれる。同市場における主な参入ベンダは、HDE「HDE One」、トランスウエア「Active!gate SS」、「Active!vault SS」、Zenlok「Zenlokプレミアム」などがある。ベンダ動向としては、今回の調査で2011年度から2012年度、2013年度見込みまでHDEが6割を超えるシェアでトップとなっている。トランスウエアとZenlokも導入アカウント数を着実に増やしており、高い成長率が続く見込みとしている。