暗号化したままでデータ分析を行う、ビッグデータ向け秘匿分析技術を開発(日立) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.01.22(日)

暗号化したままでデータ分析を行う、ビッグデータ向け秘匿分析技術を開発(日立)

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

株式会社日立製作所(日立)は1月21日、暗号化されたデータを復号化することなく、頻度集計、相関ルール分析が可能な秘匿分析技術を開発したと発表した。これは、高速検索可能暗号方式を応用することで、10万件規模の暗号化されたデータに対して約10分で相関ルールの分析を可能にするとともに、暗号化されたまま分析処理を実行するというもの。これにより、分析受託者による盗み見や持ち出しなどの情報漏えいリスクの低減を実現する。

同社が開発した秘匿分析技術は、複数の分析キーワードが暗号化データベース中に出現する頻度を求め、それらを比較して相関ルールを調べるもので、同社が2012年3月に開発した検索キーワードとデータベースを暗号化したまま検索できる高速検索可能暗号方式を応用している。また、高速検索可能暗号方式は共通鍵暗号をベースに設計されており、公開鍵暗号をベースとする検索可能暗号方式に比べ約1,000倍の速度で分析処理を行う。同社は今後、より安全なビッグデータ分析の実現に向け、2014年度中に医療分野での実証試験を行い、2015年度中の実用化を目指すとしている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 各社Webブラウザが「SHA-1」のSSL/TLSサーバ証明書使用サイトに警告表示(フィッシング対策協議会)

    各社Webブラウザが「SHA-1」のSSL/TLSサーバ証明書使用サイトに警告表示(フィッシング対策協議会)

  2. サイバー情報共有の協定を締結、NATOのサイバーセキュリティ体制を強化(ファイア・アイ)

    サイバー情報共有の協定を締結、NATOのサイバーセキュリティ体制を強化(ファイア・アイ)

  3. 日本発のクラウドセキュリティ認証がISO 27017として発行、ISMS認証も対応(JIPDEC)

    日本発のクラウドセキュリティ認証がISO 27017として発行、ISMS認証も対応(JIPDEC)

  4. トレンドマイクロのセキュリティ技術でネット家電も保護する無線LANルータ(エレコム)

  5. 国内セキュリティ市場は前年比4.0%増の2,807億円、2020年には3,359億円に(IDC Japan)

  6. 画面にウォーターマークを表示することで、撮影による内部犯行を抑止(デジタルアーツ)

  7. 優先度の高いセキュリティ対策に絞った「セキュリティスターターパック」(オージス総研)

  8. 育成支援も行う4つのメニューで「インシデントレスポンス サービス」提供(EMCジャパン)

  9. 「JP1」や「VMware NSX」対応など「拡散活動検知ソフトウェア」を機能強化(日立)

  10. 米Menlo社の「ACR」を活用した分離環境のマルウェア対策クラウドサービス(IIJ)

全カテゴリランキング

特集

★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★
★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★

登録すれば、記事一覧、人気記事ランキング、BASIC 会員限定記事をすべて閲覧できます。毎週月曜朝には一週間のまとめメルマガをお届けします(BASIC 登録後 PREMIUM にアップグレードすれば全ての限定コンテンツにフルアクセスできます)。

×