「Synology DiskStation Manager」にアクセス制御不備の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

「Synology DiskStation Manager」にアクセス制御不備の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Synologyが提供するNAS向けのOS「DiskStation Manager」にアクセス制御不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月8日、Synologyが提供するNAS向けのOS「DiskStation Manager」にアクセス制御不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Synology DiskStation Manager version 4.3-3776-3 およびそれ以前」には、HTTPリクエストの処理が原因でアクセス制御不備の脆弱性(CVE-2013-6955)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にroot権限でシステム上のファイルに追加書き込みされる可能性があり、結果として任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×