ITセキュリティ人材育成に活動支援、20歳未満の若者を対象(ラック)

2013年12月25日(水) 08時00分
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「U-20 ITスーパーエンジニア・サポートプログラム “す・ご・う・で“」の支援サイクルの画像
「U-20 ITスーパーエンジニア・サポートプログラム “す・ご・う・で“」の支援サイクル
株式会社ラックは12月21日、「U-20 ITスーパーエンジニア・サポートプログラム “す・ご・う・で“」を開始すると発表した。情報セキュリティ月間である2014年2月より公募を開始する。本プログラムは、類まれなIT技術を持った20歳未満の若者を対象に、年間100万円相当の活動を支援するという取り組み。その背景には、難易度の増すセキュリティ対策において、同社がさまざまな提案活動を行ってもそれを理解して自社内でセキュリティ対策を推進できる技術者が不在なケースも多いという現状がある。また今後、企業の主体的なセキュリティ対策において、技術者不足が深刻化することも予想される。

本プログラムは、同社がこれまで行ってきた若手IT技術者の活動を支援する取り組みを体系化したもの。同社ではこれまでも、情報セキュリティについて本格的に学びたいという意欲を持った若者の支援を目的に、「セキュリティ・キャンプ」や「CTF」などの情報セキュリティ人材の発掘・育成を行う取り組みや競技大会などに支援を行ってきた。これら活動を通じ日本にも突出したIT技術を持つ若者がいることを知り、その才能を開花させる目的で本プログラムの提供を開始する。

本プログラムの2014年度の公募は、政府が行う情報セキュリティ対策の普及啓発活動「情報セキュリティ月間」である2月より3月末まで実施する。本プログラムの支援対象となる20歳未満の若者は、同社へ応募された個人あるいはグループの中から、同社のサイバー・グリッド研究所が選考を行い決定する。6月上旬に選考発表をするとともに、支援活動を開始する。同社では本取り組みを通じ、未来の情報セキュリティ人財の育成を支援し、日本の企業が不安なくITシステムを活用できる環境の実現を目指すとしている。
《吉澤 亨史》

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