Qualcomm製デバイスドライバを搭載したAndroid端末に複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

Qualcomm製デバイスドライバを搭載したAndroid端末に複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Qualcomm製デバイスドライバを搭載したAndroid端末に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月10日、Qualcomm製デバイスドライバを搭載したAndroid端末に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは複数存在する。

Qualcomm 製デバイスドライバを搭載した Android 端末には、整数オーバーフローやNULLポインタ参照など複数の脆弱性(CVE-2012-4220、CVE-2012-4221、CVE-2012-4222)が存在する。当該製品への攻撃を目的として作成されたアプリケーションをユーザが実行することで、権限を昇格されたりDoS攻撃を受ける可能性がある。結果として、当該製品上で任意の操作を実行される可能性がある。Code Aurora Forumでは、本脆弱性を修正したパッチ(PATCH_17010_jweEF843feG)が公開されている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×