ミクシィは12日、「mixiの健全化の取り組みについて」と題する文章を公開した。「mixi」における違反メッセージについてユーザーから寄せられた質問に対し、どのような判断と対処を行っているかを、回答するものとなっている。 mixiのメッセージやりとりについては、最近、「内容を監視され、削除された」というTwitterでのツイートが話題となっており、それらの噂に対応したものと見られる。 まず「mixiの健全化の取り組みについて」によると、ミクシィでは、青少年ユーザーの保護を目的として、「SNS『mixi』の利用規約の第14条 禁止事項 (8)面識のない異性との出会い等を目的として利用する行為について確認しています」としており、内容の確認を行っているが、全てのメッセージを監視しているわけではないことを、改めて説明している。 そして、その判断については、目視による監視などではなく、ユーザー同士の関係性・属性(友人になっているかいなか、年齢)などを踏まえ、違反事項に該当する可能性のあるメッセージのみ、“システムで自動的に対応している”と解説。友人でない異性にメールアドレスを送ったり、未成年にコンタクトしようとするような内容の場合に、システムによって自動処理されていると推測される。 また、元からの知り合いで連絡先を再度交換するような場合では、メッセージ削除などは行わないことも明示されている。ただし、「複数回違反事項に該当するメッセージを行われたユーザー様に限り、利用停止させていただきます」として、アカウントの停止が行われるケースがあることも、あわせて明示されている。