iPad は電気羊の夢を見るか?(CA Security Reminder) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

iPad は電気羊の夢を見るか?(CA Security Reminder)

CA Security Reminder は、コンシューマライゼーションが進行する企業情報システムの情報セキュリティとアイデンティティ管理について考えます。

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CA Security Reminder は、コンシューマライゼーションが進行する企業情報システムの情報セキュリティとアイデンティティ管理について考えます。

CA Technologies の Tim Dunn氏が、iPhone や iPad のようなスマートデバイスを企業がどのように活用すればよいかを考えます。

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あらゆるデバイスは今まで以上に「インテリジェント」になっています。私は、私がどんな運転手であるかを判断する車(しかし、私にわざわざそれを教えることがない車)である「スマートフォン」を持っています。私のゴージャスなタブレットデバイスは私の現在地に基づいてその周辺のお店、飲食店、そして宿泊施設を教えてくれます。

これらすべての技術が私たちの生活をより豊かで生産的にしてくれているため、私たちのビジネスライフも私たちをより俊敏で効率的に、そして機動力をもたらすよう支援してくれるものと考えていませんか?でも残念ながら、そうではありません。

いったい何人の方が個人所有のスマートフォンと仕事用の携帯電話を一緒に携帯しているでしょうか?また、iPadをノートパソコン用の鞄にしまいながら、その同じ鞄に入った企業向けノートパソコンに向かって嘲笑いしながらため息をついていることでしょうか?

ビジネス部門はこれらの技術資産を全く新しい方法で考える必要があります。それらを自社のネットワークにつながれた使えないアイテムとして見るのではなく、それらにアイデンティティを与え、企業情報を使用したいと望んでいる他の「ユーザ」と同様に扱わなければなりません。このアプローチにより、私たちは企業システムを広げて、正しい情報を正しいリソースに正しいタイミングで提供できるようになります。

私の車にアイデンティティがあり、それが現在の運転手としての私にリンクしている世界を考えてみてください。製造者は私がどのようにその車を利用/運転し、どのサービスが私のためになるかを知っていて、私との関係をパーソナライズできるようになります。私もハッピー、彼らもハッピー(将来的には、私の車もハッピーになるかもしれません)。この例は、もちろん、車の幸せを除いて言えば、実現不可能なことではありません。

個人所有のデバイスの使用を「受け入れる」ために、現在、組織が経ているステップは数多くあります。
それはポリシー違反のため、許可できません。
正式なポリシーはありませんが、上級管理職の方には例外を設けます。
ポリシーではiBerryから企業のネットワークにアクセスすることを許可しています。でも問題があってもITサポートを期待しないでください。
ブレーキを取り去って、はじめから「新しい技術は、社員をより動きやすく、機敏に自らの役割を果たすことが出来るよう、情報伝達に革命をもたらします。ですので、ぜひとも活用しましょう」と言えたら、企業にとってどれだけ素晴らしいことでしょうか。

アイデンティティ/アクセス管理(IAM)はこれらの新しい技術(クラウドを含む。セキュリティとは全く別にブログは展開しています)を有効に使うための根本的なメカニズムです。つまり、IAMは今まで以上にビジネスにとって考慮すべきものなのです(セキュリティまたはITを考慮するよりも)。

それは私たちが管理しなければならないアイデンティティの飛躍的な成長を意味しますが、クラウドおよびインターネット対応機器はどのみちそれを強制します。次回のブログでは、CA Technologiesの戦略と、デバイスに関するアイデンティティ/アクセス管理の計画についての詳細をお伝えしたいと思います。 しかし今は、私は真にIAMが先進的な企業の経営に革命を起こし、企業に真に競争力を提供することを信じているということを伝えれば十分でしょう。顧客、パートナー、そして社員はよりハッピーになります。この考えに皆さんも同意していただけると願っています。私の腕時計は私に同意してくれています。

(Tim Dunn)
《ScanNetSecurity》

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