2016.07.29(金)

「NSD 3.x」にDoS攻撃を受ける脆弱性、緊急パッチの適用など注意喚起(JPRS)

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は7月20日、緊急情報として「NSD 3.xの脆弱性を利用したサービス不能(DoS)攻撃について」を発表した。これは、権威DNSサーバの実装のひとつである「NSD 3.x」に実装上の不具合があり、サーバに対するリモートからのDoS攻撃が可能であることが、開発元のNLnet Labsから発表されたというもの。本脆弱性により、提供者が意図しないサービスの停止が発生する可能性がある。

NSD 3.xは実装上の不具合により、特殊なDNSパケットを受信した場合にnull pointer dereferenceを引き起こし、サーバの子プロセスが異常終了する問題が発生する(CVE-2012-2978)。異常終了した子プロセスは親プロセスによって自動的に再起動されるが、攻撃者が継続的に当該のDNSパケットを標的のサーバに送信し続けることにより、サービス不能の状態にすることが可能となる。NLnet Labsでは、本脆弱性を解消する緊急パッチをリリースしており、JPRSではNSD 3.2.12へのバージョンアップを実施するか、緊急パッチの適用、またはディストリビューションベンダからリリースされる更新の適用を呼びかけている。
《吉澤 亨史》

編集部おすすめの記事

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. 「Apache Struts 1」利用に早急な切り替えを呼びかけ--JVN登録状況(IPA)

    「Apache Struts 1」利用に早急な切り替えを呼びかけ--JVN登録状況(IPA)

  2. 政府が「ポケモンGO」に関する注意喚起を発表、9つの注意点を記載(NISC)

    政府が「ポケモンGO」に関する注意喚起を発表、9つの注意点を記載(NISC)

  3. Ruby on Rails において Render メソッドの実装不備により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

    Ruby on Rails において Render メソッドの実装不備により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

  4. 「Pokemon GO」で身元バレの可能性、個人情報の管理に注意

  5. GNU Wget においてファイル名検証不備により任意のファイルがダウンロードさせられてしまう脆弱性

  6. CGIにおいて環境変数HTTP_PROXYを使用するWebサーバ、Webアプリに脆弱性(JPCERT/CC)

  7. 標的型攻撃で使用される遠隔操作ウイルス「Emdivi」の検出が過去最高に(ラック)

  8. Apache Struts 2 において REST プラグインの実装不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

  9. 位置情報連携型ゲームのプレイにおける注意喚起、個人情報の流出や非正規アプリも(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、TCA)

  10. 少人数による攻撃でも深刻な影響を与える「Slow HTTP DoS Attack」を把握(警察庁)

アクセスランキングをもっと見る

★~(=^・ω・^)ノ☆★ Scanもアップグレードしませんか?7月末まで Scan PREMIUM が最大 5,000 円割引となるキャンペーンを実施中 ★★
★~(=^・ω・^)ノ☆★ Scanもアップグレードしませんか?7月末まで Scan PREMIUM が最大 5,000 円割引となるキャンペーンを実施中 ★★

登録すれば、記事一覧、人気記事ランキング、BASIC 会員限定記事はもちろんのこと、掲載された全ての限定コンテンツに、フルアクセスが可能となります。

×