2016.06.29(水)

2011年はSpyEyeが台頭、EV SSLを欺く機能も(ラック)

脆弱性と脅威 脅威動向

株式会社ラックは12月16日、都内でプレス向けのブリーフィングを開催し、同社サイバーセキュリティ研究所 新井悠氏が、2011年最も印象が強かった脅威として、SpyEyeの概要説明を行った。

SpyEyeはマルウェアを作成するソフトウェアで、バージョンアップを繰り返し進化を続けており、対アンチウイルス検知テストサービスの提供など周到なサポートで知られる。SpyEyeで作成されたマルウェアもSpyEyeと呼ばれる。海外では、7,000ドルで同ソフトを購入し使用したノルウェー在住のエストニア人が現地警察に逮捕され、11月25日に禁固1年8ヶ月の有罪判決を受けているが、新井氏によれば検挙されるのは低レベルの単独犯だという。

同社のセキュリティ監視センター「JSOC(Japan Security Operation Center」が収集したウイルス検知割合によれば、昨年は表面化していなかったSpyEyeが4月以降台頭しており、Windows Vista や Windows 7 などのセキュリティに力を入れたOSが感染している。

SpyEyeは、ポータルサイト等のID/PASSや、クレジットカード番号、金融機関の暗証番号、FTP等のID/PASS、デスクトップ画面などを窃取する他、SpyEyeが作成したバーチャルなWebページにアクセスさせる機能も持ち、EVSSLで署名されたバンク・オブ・アメリカを偽装したWebページの画像が示された。

また新井氏は、2012年の予測として、海外で報告されている、警察を装って罰金の支払いなどを求める詐欺の日本語版の登場が近いと警告した。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. ガンホーゲームズを騙るメールに注意、本文に“流失”のミス(フィッシング対策協議会)

    ガンホーゲームズを騙るメールに注意、本文に“流失”のミス(フィッシング対策協議会)

  2. NAS用OS「QNAP QTS」におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性(ラック)

    NAS用OS「QNAP QTS」におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性(ラック)

  3. 複数の「ひかり電話ルータ」および「ひかり電話対応機器」に重大な脆弱性(JVN)

    複数の「ひかり電話ルータ」および「ひかり電話対応機器」に重大な脆弱性(JVN)

  4. Apache Struts 2 において REST プラグインの実装不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性

  5. Apache Commons FileUpload のマルチパートリクエストの処理に起因する DoS の脆弱性(Scan Tech Report)

  6. 「Apache Struts 2」に深刻な脆弱性、バージョンアップを強く推奨(ラック)

  7. 2013年にサポートが終了している「Apache Struts1」に複数の脆弱性(JVN)

  8. OS Xなどで使用される「mDNSResponder」に複数の脆弱性(JVN)

  9. 「ntpd」に複数の脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)

  10. 丁寧かつ自然な日本語でサイトに誘導、ゆうちょ銀行を騙るスパムメールを確認(フィッシング対策協議会)

アクセスランキングをもっと見る

★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★
★★ ( FB ログイン可) 会員限定記事、週 1 回のメルマガ、人気ニュースランキング、特集一覧をお届け…無料会員登録はアドレスのみで所要 1 分程度 ★★

登録すれば、記事一覧、人気記事ランキング、BASIC 会員限定記事をすべて閲覧できます。毎週月曜朝には一週間のまとめメルマガをお届けします(BASIC 登録後 PREMIUM にアップグレードすれば全ての限定コンテンツにフルアクセスできます)。

×