2016.08.31(水)

Internet Week 2011 セキュリティセッション紹介 第2回「送信ドメイン認証運用実践」

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント

11月30日から12月2日にかけて、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催の「Internet Week 2011~とびらの向こうに~」が、秋葉原の「富士ソフトアキバプラザ」で開催される。

今回で15年目となる Internet Week は、インターネットに関わる技術の研究・開発や、構築・運用・サービスなどの、ここ1年間の最新動向を把握できる非商用イベントであり、今年は「とびらの向こうに」をテーマとしている。

この Internet Week 2011 の情報セキュリティに関するセッションに絞って紹介している本連載の第2回となる今回は、開催初日 11月30日の午前に行われるプログラム「送信ドメイン認証運用実践」について、インターネット協会(IAjapan) の樋口貴章氏に取材した。


--このプログラムを設けられた背景や目的は何でしょうか?

迷惑メールに対する技術的対策として、送信ドメイン認証の採用が進んでいます。しかし、IPアドレスをベースとする送信ドメイン認証であるSPF/Sender-ID と比べ、電子署名ベースの送信ドメイン認証技術である DKIM(DomainKeys Identified Mail) の採用はまだ始まったばかりです。

そこで本プログラムでは、DKIM を活用し、信頼性の高いメールを送信するための実践ノウハウを熟知していただくことを目的に、最近の送信ドメイン認証周りの話題から、企業における DKIM 導入のための課題や今後の DKIM 導入推進への取り組み、また実際に多く使用されていると思われる Linux サーバーにおける具体的な設定手順に至るまで網羅的に解説します。

--プログラムの対象者はどのような方ですか?

企業や ISP、XSP のメールサーバーの管理者を想定しています。また当然ですが、DNS や電子メールサーバーに関する基本的な知識を有することを前提としています。

--このプログラムの何が「ホット」で、開くべき「とびら」とは何でしょうか?

国内外で送信ドメイン認証の普及のために最前線で活動している方々の中から厳選した講師陣を結集しています。最新の情報に加え、これまであまり表に出ていなかった具体的な情報をできるだけ多く提示して、より「ホット」なセッションにしていきたいと考えています。

また、「難しい」「面倒」と思われて対応しづらいと考えていた方々も多いと思われますので、その先の実践運用に多くの方々に進んでいただけるように技術的な壁に穴を開けて…、いや「とびら」を開けて、でしょうか…、一歩でも二歩でも前進しつづけることが大切だと考えています。

--最後に、読者にメッセージをお願いします。

できるだけ大本から迷惑メールを断っていく手段として、受信側のサーバーで送信ドメイン認証技術を活用できる状態を、できるだけ早く実現したいと考えて活動しています。インターネット全体の数知れぬメールサーバー全体への対応を進めるには、メールサーバー一つ一つの対応が重要です。送信ドメイン認証技術への対応をよろしくお願いします。

●アジェンダ
「S3 送信ドメイン認証運用実践」
開催日時:2011年11月30日(水) 9:15~11:45
会場:富士ソフト アキバプラザ
料金:事前料金 \5,000/当日料金 \7,000

9:15~9:30 1) あらためて送信ドメイン認証技術を考える
樋口 貴章(株式会社オープンテクノロジーズ/財団法人インターネット協会迷惑メール対策委員会委員長

9:30~10:15 2) 日本国内におけるDKIM普及取組の現状と課題(仮)
講演者調整中

10:15~11:45 3) DKIM設定・運用
水越 賢治(株式会社MVシステムズ/財団法人インターネット協会迷惑メール対策委員会委員)

※特典:このセッションにお申込いただいた方でご希望の方全員に「Scan Tech Report(スキャン テック レポート)」の購読(有料:個人年間10,332円)を無料でプレゼントします。

※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があります
《ScanNetSecurity》

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