国際ニュース|ScanNetSecurity
2026.03.16(月)

国際

空港システムの「ロンリープログラマー」募集 ~ 航空インフラの命運をたった 1 名に託す英政府の神経 画像
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The Register誌特約記事
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空港システムの「ロンリープログラマー」募集 ~ 航空インフラの命運をたった 1 名に託す英政府の神経

 しかし求人情報にはこんなトホホな条件が書かれている。「この予算は確約ではありません。したがって当局はどれだけ仕事があるか、いくら払うかを保証できません」提示された金額から考えると、採用される C++ プログラマーは勤務時間のごく一部だけをこの仕事に充てることになりそうだ。つまり、せいぜい副業程度の扱いということだ。

ポーランド軍施設に中国製車両立入禁止/ドイツ鉄道 DDoS 攻撃で障害 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2026年2月度] 画像
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株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹
株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹

ポーランド軍施設に中国製車両立入禁止/ドイツ鉄道 DDoS 攻撃で障害 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2026年2月度]

 2 月には中国人民解放軍が、南シナ海の南沙諸島で中国が実効支配する永暑礁(ファイアリー・クロス礁)にサイバー空間部隊が駐屯していることを初めて公にしました。この海域には多くの海底ケーブルが通っています。そう考えると、情報封鎖戦は決して遠い話ではなく、日本にとっても現実的に警戒すべき戦術だと言えます。

「SECON & eGISEC 2026」併催カンファレンス詳細発表、KAIST や ETRI など 100 以上のセッション 画像
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「SECON & eGISEC 2026」併催カンファレンス詳細発表、KAIST や ETRI など 100 以上のセッション

 韓国ソウルの名門私立大学である延世大学(Yonsei University)は「AI Security Threats and Countermeasures(AI セキュリティの脅威と対策)」を講演する。英国 Informa グループ傘下のテクノロジー調査・分析会社 OMDIA のアジア太平洋部門 OMDIA APAC は「The security balancing act in the 20-Year AI Wave(20 年に及ぶ AI の波におけるセキュリティのバランス)」を講演する。

サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める 画像
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サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

 トランプ大統領は記者会見で以前、次のように鼻高々で自慢していた。「ベネズエラ侵攻の夜、首都カラカスは真っ暗な闇に包まれた。我々の特別な専門技術(編集部註:サイバー攻撃による停電を示唆)で街の電気を消したからだ。暗闇の中でアメリカ軍は敵に致命的な一撃を与えた」と。

 口の軽い大統領が自己の虚栄心を満たすために軍事機密をベラベラ喋ってしまったものだから、ペンタゴンも最早観念して「はいはい、うちのハッカーも頑張りました」と最初から白状するようになったのかもしれない。

ことし御年六十五歳のパスワード先輩、定年退職延期は確実の見込み 画像
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ことし御年六十五歳のパスワード先輩、定年退職延期は確実の見込み

 我々の超高齢化したセキュリティ文字列(パスワード)をここで擁護しておくと、いま挙げた問題はいずれもパスワード固有のものではない。きちんと仕様が定められ実装されたパスワードシステムを、きちんと教育されまっとうな動機を持つちゃんとした人々が使用すれば、誰もがうらやむほどパスワードは安全だ。問題が何なのか、もう読者諸氏はお分かりだろう。そんな理想的な条件が現実世界で揃うわけがないのだ。

東アジア最大規模のサイバーと物理セキュリティの総合展 ~ 3/18 から 韓国で SECON & eGISEC 2026 開催 画像
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東アジア最大規模のサイバーと物理セキュリティの総合展 ~ 3/18 から 韓国で SECON & eGISEC 2026 開催

 韓国 科学技術情報通信部は、韓国最大のコンベンションセンターKINTEXで2026年3月18日(水)から20日(金)まで、総合セキュリティカンファレンス「SECON & eGISEC 2026」を開催する。今回で25回目の開催となる。

デジタルフォレンジック調査の生産性を 2 倍から 4 倍に ~ CyCraft Japan、AI フォレンジックで日本市場の供給不足解消へ 画像
脅威動向
高橋 潤哉( Junya Takahashi )
高橋 潤哉( Junya Takahashi )

デジタルフォレンジック調査の生産性を 2 倍から 4 倍に ~ CyCraft Japan、AI フォレンジックで日本市場の供給不足解消へPR

 インシデントレスポンス企業の現場には無力感が広がっている。「技術も人材もあるのにサイバー攻撃被害に遭った企業からのフォレンジック調査依頼のごく一部にしか対応することができない」 大手セキュリティ企業の実に多くがフォレンジック調査の依頼に対して「今は手一杯です」「来月まで/半年お待ちください」と断らざるを得ない状況が常態化している。
 その原因は明確だ。

名門ハッカーカンファレンスのDEF CON、伊藤穰一らエプスタイン関連 3 名を異例の “公表追放” 画像
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名門ハッカーカンファレンスのDEF CON、伊藤穰一らエプスタイン関連 3 名を異例の “公表追放”

 サイバーセキュリティカンファレンス「DEF CON」は、いわゆる“エプスタイン・ファイル”に名が挙がっている 3 名について、将来の全てのイベントへの参加を禁じる追放者リストに追加した。なお、この 3 名は誰一人として刑事責任を問われているわけではない。DEF CON は「追放者リストには多くの個人が含まれるが、その多くは公表されない」としており、2017 年以降、昨年まで公式 Web サイトで公表された追放者はこれまで 6 名のみだった。繰り返しになるが、3 名全員、犯罪への関与は指摘されていない。

ルーマニア国鉄の鉄道員、間違った「プラットフォーム」に到着 ~ 警察の汚職捜査に対する法的アドバイスを ChatGPT に求める 画像
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ルーマニア国鉄の鉄道員、間違った「プラットフォーム」に到着 ~ 警察の汚職捜査に対する法的アドバイスを ChatGPT に求める

 ある職員と AI との会話記録として提出された内容を見ると、職員からの質問は、無実を主張するものではなく、法的な抜け穴を探すことに血道を上げていた。ある会話で鉄道員はこう尋ねたとされる。「被害者が賠償を求めていない場合、誰が財務的損害を立証するのか?」「財務的損失が証明できない場合、予約システムで座席をブロックする行為はそもそも損害に当たるのか?」と ChatGPT に問いかけていた。
 これらのやり取りからは、捜査が迫る中で、汚職の嫌疑をかけられた職員たちの焦燥が行間からにじみ出ている。

「セキュリティ貧困ライン」の提唱者が問うセキュリティ産業の原罪 画像
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高橋 潤哉( Junya Takahashi )
高橋 潤哉( Junya Takahashi )

「セキュリティ貧困ライン」の提唱者が問うセキュリティ産業の原罪

 ScanNetSecurity 編集部はそもそもいろいろな条件が貧困ライン以下なので、アメリカの街中を、ホテルからカンファレンスの会場などへ時に 2 キロも 3 キロも徒歩で移動するという危険極まりないことを平気でしているが、おかげで赤信号でも車が少ないと走って渡る習慣がすっかり身についてしまった。海外、少なくともアメリカ合衆国ではそもそも徒歩自体危険だし、あまつさえ信号にせよ道で立ち止まっているとはっきり身の危険をフィジカルに感じるからだ。

英国陸軍が AI 装備に 146 億円投入 ~ 戦場での索敵プロセス 劇的高速化 画像
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英国陸軍が AI 装備に 146 億円投入 ~ 戦場での索敵プロセス 劇的高速化

 国防省によれば、このデジタル装備一式により、部隊は「周囲の状況と情報に関する正確な情報を受け取ることができ、誰が敵で誰が味方かをより明確に判別できるようになる」という。この装備は、国防省のプロジェクト ASGARD(北欧神話の神々の国アスガルドから命名された英国陸軍の AI 統合戦闘支援システムプロジェクト)の一環として、すでにエストニアで実戦条件下で試験運用されている。

クラウドファーストのLinuxマルウェアフレームワーク VoidLink ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2026年1月度] 画像
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株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹
株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹

クラウドファーストのLinuxマルウェアフレームワーク VoidLink ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2026年1月度]

 1 月の脅威動向でもう一つ押さえるべきは、エンドポイント中心の侵入ではなく、クラウド基盤そのもの( Linux、コンテナ、Kubernetes )を長期支配するためのマルウェアフレームワーク「 VoidLink 」が報告された点です。チェック・ポイント・リサーチは「クラウドファーストの Linux マルウェア・フレームワーク」と位置づけ、ローダー、インプラント、ルートキット、30 超のプラグインから構成される高いモジュール性を報告しています。

復号できない。作った本人ですら ~ ランサムウェア組織 壮大なオウンゴール 画像
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復号できない。作った本人ですら ~ ランサムウェア組織 壮大なオウンゴール

 ランサムウェア交渉を専門とする Coveware 社が Nitrogen のランサムウェアプログラムを詳細に分析したところ、プログラミングミスのせいで、この犯罪グループが提供する復号ツールでは暗号化された被害者のファイルをまったく復旧できないことが判明した。

世界経済フォーラムで議論「 AI エージェントという新しい従業員」の暴走を防ぐ方法 画像
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世界経済フォーラムで議論「 AI エージェントという新しい従業員」の暴走を防ぐ方法

 「我々は AI エージェントをチームメンバーの延長線上、つまり拡張された従業員基盤として認識し、その対応を考える必要がある」と、ダボスのパネルで発言した Cloudflare 共同創業者兼社長のミシェル・ザトリン氏は述べた。「組織は従業員に対してゼロトラストを採用している。同じことがエージェントに対しても起こるだろう」

マイクロソフト、世界的サイバー犯罪型サブスクリプションサービス RedVDS のマーケットプレイスを停止 画像
業界動向
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マイクロソフト、世界的サイバー犯罪型サブスクリプションサービス RedVDS のマーケットプレイスを停止

 マイクロソフトは1月20日、英国で初めて連携した法的措置を行い、世界的なサイバー犯罪型サブスクリプションサービスRedVDSの無力化に向けた対応を行ったと発表した。

“我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない” 画像
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高橋 潤哉( Junya Takahashi )
高橋 潤哉( Junya Takahashi )

“我々はもはやサイバーセキュリティの仕事をしているのではない”

 2025 年夏、Black Hat USA 2025 の基調講演に、元 New York Times サイバーセキュリティ担当記者のニコール・パールロスが登壇した。はっきり言ってしまうと前日に行われたミッコ・ヒッポネンの基調講演と比べると見劣りするキーノートだったとここで正直に書いてしまうことにする。だからこそミッコの講演レポート記事は全文 9,570 文字にもおよぶ興奮を伴った文体ですぐに掲載したが、元 NYT 記者の方はこれだけ日が空いてしまった。

Tenable、Gartner Peer Insights の CNAPP 分野で「Customers' Choice」に選出 画像
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Tenable、Gartner Peer Insights の CNAPP 分野で「Customers' Choice」に選出

 Tenable Holdings, Inc.は1月12日、Gartner Peer Insights「Voice of the Customer」のCloud-Native Application Protection Platforms(CNAPP)分野において、2025年の「Customers' Choice」に選出されたと発表した。

レッドチームは「物語を語れ」~ 技術レポートで組織は動かない、Google が作成するナラティブレポートとは 画像
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取材:中尾 真二/記事執筆:高橋 潤哉
取材:中尾 真二/記事執筆:高橋 潤哉

レッドチームは「物語を語れ」~ 技術レポートで組織は動かない、Google が作成するナラティブレポートとは

 Google レッドチームのステファン・フリードリによれば、彼のチームが従来型の「技術報告書」ではなく「物語形式の報告書(narrative reports)」を作成し始めたところ、組織全体で従業員の関与度と是正活動の取り組みが劇的に増加した(dramatic increase)という。「突然、物事がほとんど自動的に動き始めたのです」なぜ物語は、技術レポートにはできなかったことを成し遂げたのか。

ロシア政府が自国のサイバー犯罪者を逮捕する異例の事態 ~ 国家によるサイバー攻撃能力の積極的な利活用と管理 画像
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ロシア政府が自国のサイバー犯罪者を逮捕する異例の事態 ~ 国家によるサイバー攻撃能力の積極的な利活用と管理

 法律上はロシアでもサイバー犯罪は違法となっている。しかし、大きな商業的成功をおさめているサイバー犯罪グループや、サイバー犯罪者の多くがロシア国内に居住しているのも事実だ。一般的なルールは「ロシア人を標的にしない限り、地元警察は手を出さない」というものだ。

社員用 VPN の認証不十分ほか ~ サイバー攻撃による情報漏えいで仏企業に 73 億円の制裁金 画像
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社員用 VPN の認証不十分ほか ~ サイバー攻撃による情報漏えいで仏企業に 73 億円の制裁金

 フランスのデータ保護規制当局である CNIL は、情報漏えいに起因する GDPR 違反を理由に、電気通信事業者 2 社に対して総額 4,200 万ユーロ(約 73 億円)の制裁金を科したと発表した。規制当局は、両社が 3 つの点で GDPR に違反したと述べた。すなわち「個人データを適切に保護しなかったこと」「影響を受けた人々に漏えいについて適切に通知しなかったこと」そして「データ保持に関する法律を遵守しなかったこと」である。

英当局、サイバー攻撃で情報漏えいした企業に罰金 2 億 4,000 万円 画像
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英当局、サイバー攻撃で情報漏えいした企業に罰金 2 億 4,000 万円

 英国情報コミッショナー事務所( ICO )は、2022年に発生した、2 段階にわたって行われたデータ侵害事件により最大 160 万人の英国ユーザー情報が漏洩したとして、LastPass に対し 120 万ポンド(約 2 億 4,000 万円)の罰金支払いを命じた。

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