シティカードジャパン株式会社は8月5日、同社の92,408人分の顧客情報が不正に取得され第三者に売却された可能性が高いことが判明したと発表した。不正に売却された情報には、同社顧客のクレジットカード番号、名前、住所、電話番号、生年月日、性別、カード入会日が含まれている。ただし、暗証番号(PIN)やCVVコード等のセキュリティ情報などの情報は含まれていないことが確認されているという。セキュリティ情報が含まれていないためクレジットカードの不正使用のリスクは低いものの、同社ではすべてのクレジットカード口座にかかる不正監視体制を一層強化している。しかし、現在までのところ関係する顧客について異常または疑わしいクレジットカード取引は認められていない。今後、同社は対象となる顧客に書面およびホームページを通じて連絡する等の措置をとる予定としており、新しいクレジットカードの発行希望に対し特設ダイヤルを設置した。(吉澤亨史)http://www.citibank.co.jp/ccsi/ja/notice/20110805_01.html