米Armorize Technologies社は7月25日(現地時間)、osCommerceによりオンラインショッピングを提供しているサイトに対する大規模なIFRAMEインジェクション攻撃が発生しているとして、同社ブログで注意喚起を発表した。すでに90,000以上のドメインで感染が確認されており、日本のサイトも含まれているという。この攻撃は、Java Trust(CVE-2010-0840)、PDF LibTiff(CVE-2010-0188)、Java SMB(CVE-2010-0886)、IE MDAC(CVE-2006-0003)、HCP(CVE-2010-1885)の脆弱性を悪用しており、アクセスするとwillysy.comにリダイレクトされる。転送先でマルウェアに感染する危険性もあるため、Googleの検索結果を含めアクセスには注意するよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://www.armorize.com/