日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は5月2日、東京SOCにおいて4月25日頃からGoogleイメージ検索を悪用したドライブ・バイ・ダウンロード攻撃が増加していることを確認したと発表した。Google検索ページで特定の文字列を検索した結果として表示される画像をクリックすることで、不正なサイトへリダイレクトされる。リダイレクト先となる「改ざんされたWebサイト」には、クライアントPCの脆弱性を悪用してウイルスに感染される攻撃コードが設置されており、アクセスしたクライアントPCに「JRE / JDK」「Adobe Reader / Acrobat」「Microsoft Windows」の脆弱性が存在する場合にはウイルスに感染する可能性がある。日本IBMでは、これらの脆弱性への対応状況を確認するよう呼びかけている。(吉澤亨史)https://www-304.ibm.com/connections/blogs/tokyo-soc/entry/google_image_seo_20110502?lang=ja