株式会社ASJは4月5日、同社の決済代行サービス「ASJペイメント(他社サーバ接続方式)」において、同Webサーバなどに対し不正アクセスの痕跡があることを確認したと発表した。第三者機関であるセキュリティ調査会社の調査および同社による社内調査の結果、同サービスを利用する契約店利用者のクレジットカード情報が流出した可能性が判明した。その後同社では、「ASJホスティングサービス」を含むすべてのサービスについて社内調査を行ったが、同サービス以外の同社Webサイトおよびサービスに関連するサーバへの不正アクセスの痕跡はなく、その他の個人情報の流出はないことを確認しているという。流出した可能性があるのは、同サービス契約店のサイトでクレジットカードを使用した利用者(カード会員)のクレジットカード情報で、件数は最大で5,542件。流出した可能性のあるクレジットカードの項目は、クレジットカード番号、セキュリティコード、氏名、有効期限。ただし、暗証番号、お取引内容などの情報およびその他の個人情報は含まれていないとしている。(吉澤亨史)http://www.asj.ne.jp/hosting_0405.html