また、今回確認された攻撃は攻撃対象を絞って行われている。攻撃で使用されているSQL命令は、指定したテーブル内の特定のカラムの情報を書き換えようとするもの。指定されるテーブル名やカラム名は攻撃対象ごとに異なっていた。攻撃者は攻撃先Webサイトで使用されているテーブル名やカラム名を得るために、2月から3月中旬頃にかけてSQLインジェクションの脆弱性の有無や、データベース情報の調査を目的としたSQLインジェクション攻撃を行っていたことが確認されている。この「調査攻撃」は日本国内でも確認されたが、いずれも失敗に終わっている。
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